工房
アルプスの麓、Isère(イゼール)県Saint Jean de Moiransにある工房を覗けば、裁断師、縫製師、仕上師たちが彼らのノウハウを駆使して仕事に没頭している姿をご覧になるでしょう。
素早く確かな手の動き。職人たちは、最良の革を選び、裁断し、そして組み立てていきます。
長く使えて、履き心地よく、仕上がりよし。
時代を超えた魅力
Saint Jean de Moirans工房では、グッドイヤ-製法、ノルヴェ-ジャン製法、そして一部ブレイク製法の靴が製作されています。必要な手作業は150工程余り。1908年創立当時そのままなのです!
年月をかけて、ファミリ-企業は、ノルヴェ-ジャン製法やグッドイヤ-製法といった、最もオ-ソドックスな製法を守り続けてきました。それが我が社の名声「長く使えて、履き心地よく、仕上がりよし。時代を超えた魅力」を永続させているのです。
1927年以来Parabootは、ラバーソールの大部分を今もなお自社製造しています。ブレイク製法で作られる他のモデルは、本社でデザインされ、近隣諸国の工房で製造されます。そこで必要とされる特殊なノウハウは、残念ながらフランスでは失われています。
メイド・イン・フランス
"Paraboot"という名前は、その由来からアングロサクソンの響きを持っています。(テラックスを輸入するアマゾンの港「Para」と創業者Rémy Richard(レミー・リシャール)がアメリカ合衆国で発見した「ブーツ」を組み合わせたものです)。しかし、今も昔もずっと100%フランス製なのです。
一世紀以上もの間、私たちは職人芸を支えるツールを守り続け、貴重なノウハウを保存してきました。その功績ゆえに、Richard Pontvert(リシャール・ポンヴェール)は無形遺産企業“Entreprise du Patrimoine Vivant”の登録を受けています。